新箱です
亀山早苗 2009年09月29日(火)01:50ぶどうも梨も柿もおいしい季節です。
栗もきのこも・・・。
ついでに(?)読書の秋。
今は、久々に永井荷風の「墨東綺譚」を読んでいます。
(サンズイ付きの「墨」ですが、字が出ません・・・。)
昔の東京が、じわじわと伝わってきます。
HANAさん
私も、なんだか眠くてたまりません・・・。
今年の夏はそれほど暑くはなかったけど、
それでも夏の疲れってのが出る時期なのでしょうかねえ。
葛西さん
どちらも・・・と望む人は、
案外首都圏には多いのかもしれません。
鎌倉とか熱海とか、あのあたりに住んでいる人は、
けっこう頻繁に東京に出てきて、芝居や他の舞台などを楽しんでいるようですね。
それでもやはり、「ひょいと」出てきて美術館へというわけにはいきませんよねえ。
都内をいろいろ動き回っていると、
23区内でも、ずいぶんのんびりした田園地域みたいなところもあるし、
開発し損ねた田舎みたいなところもあるし・・・。
いろいろですねえ。
葛西さん
素敵なところに住んでいるのですねえ。
鳩の巣なんて、見たことありません。
でも、おっしゃるとおり、文化・芸術は東京がいちばんでしょうね。
こればっかりはたぶん、どうしようもないんでしょう。
採算の問題がありますから・・・。
知り合いの実家の村に、初めてコンビニができたとき・・・。
大変な騒ぎだったそうです。
夜中にお年寄りが、本当に24時間やってるのかどうか
大挙して確かめに来たとか。
そういえば、私が子どものころは、正月は1週間も店が休みでした。
当時の主婦は大変でしたよね。
10月1日は都民の日。
そしてピンクリボンの日でもあります。
乳癌検査、受けましょうね〜、みなさん。
子宮癌も。
ついでに今日はコーヒーの日でもあるそうです。
white gateさん
おおー、おめでとうございます!!
春には生まれるのかなあ。
それいゆちゃんの次は、何ちゃんにしましょうか。
大事にしてくださいね。
それにしても産婦人科問題は大変ですね。
地道に地元のためにがんばるお医者さんはいないのだろうか・・・。
子ども手当云々より、こういうシステム自体を変えていかないとねえ。
国際協定によって、コーヒーの新年度が始まるのが10月1日なんだそうです。
それで10月1日がコーヒーの日。
うーん、確かに最近、「産婦人科」って減っていますよね。
「婦人科」は見かけるけれど・・・。
でも、子どもって、授かりものでしょう?
「その月は予約がいっぱい」なんてのは、言語道断ですよね。
病院には病院側の言い分があるのでしょうけれど。
「子ども手当」より先に、やるべきことがあるような気がしてなりません。
私は役所の回し者ではありませんが、消防の私設応援団ではあるので、
ちょいとフォローしておきます。
救急車のたらい回し、東京では減りそうです。
新たに救急の「東京ルール」というのができて、
これがうまく機能すれば、たらい回しは防げる状況が整ってきました。
ただ、そのためにはやはり病院の横の連絡、そして受け入れ態勢がもっと
整わなくてはいけないのですが。
でも新しい一歩を踏み出したことだけは評価したいと思っています。
white gateさん
食べたいもの満載ですねー。
そのうち、いくらでも食べられますから、
がんばってください!!
この前、NHKで小さい新生児が増えたという問題をやっていましたね。
お母さんの体重が増えすぎないほうが安産だけど、
子どもが低体重で生まれてしまう・・・。
その過程で、「太るなんて許せない」「太るなんてあり得ない」という
若い女性の声が紹介されていました。
いわゆる先進国において、日本の女性たちの「痩せ願望」は突出しています。
痩せる=きれい、という価値観、どうなんでしょうね。
ある程度、骨格がしっかりしていて肉がついていたほうが
洋服だってきれいに着こなせるのに・・・。
新箱です
亀山早苗 2009年09月24日(木)00:13連休明けです〜。
仕事復帰のみなさん、ずっと仕事三昧だったみなさん、
やっと子どもや亭主が出かけてくれるわ〜とほっとしているみなさん、
それぞれの立場でがんばりましょ〜。
ほんの何日か前までは、この時間になるとうっすら明るくなっていたものですが、
今日はまだ真っ暗です。
秋分の日を境に、日は本当に短くなるのですねえ。
なでしこさん
墓場まで持っていくこと、多すぎて私、持ちこたえられない・・・。
なので、ほぼ忘れることにしています。
「罪悪感」みたいなものも、人によって感じ方が違うのでしょうね。
私はたぶん、あまり持たないタイプのような気がします。
倫理観が弱いのか、道徳観がないのか・・・。
そういえば、小学校のとき「道徳の時間」って嫌いだったなあ。
「くだらねーことやってんなあ」と内心、思っていました。
人はこうすればこう思うものだ、というステレオタイプの押しつけが
嫌だったんだと思います。
人を傷つけたことに対しては罪悪感を抱いてるんだろうと
我ながら思うのですが、どこかで「それはそれでしかたがなかった」と
自分に言い訳してしまうのでしょう。
あるいは、傷つけるような深い関係を結べていないのかもしれないし。
ものごと、どうにでも考えようがあるのですよね。
傷つけたことに対して罪悪感を抱くことについても、
それはそれで傲慢かもしれない・・・と思ってしまうし。
人の気持ちはもちろん、自分の気持ちさえわからないときがある。
ならば、無駄な荷物を背負う必要はありません。
知らないうちに残っている荷物だけで充分。
なので、あえて荷物は見て見ぬふりをしている昨今です。
トシとって図々しくなるって、こういうことかも、と思いつつ。
ライオンさん
そう、「自分の立場」でがんばるしかないんですよねえ。
上を見ればキリがない、下を見ればキリがない・・・と我が母はよく言っていましたが、
私は「下を見ればキリがある」場所にいる気がします、はっはっは。
それでもなんとか笑っていきていられればいいですよね。
トシとともに女友だちって、大事だなあとも思います。
面と向かって言いたいこと言って、「すごい傷ついたあ」と言われて、
「ごめんごめん。そういう意味じゃないのよ」と言える友だちがいちばんいいなあ、私は。
もちろん無駄に傷つけあう必要はないけど、
率直な意見交換(堅い言い方ですが)ができる人でないと
私はむしろ友だちではいられない。
誤解が生じても、本心を言えば、理解してくれるような・・・。
いいときじゃなくて、その人の悪いときに役に立ちたいと思い思われるような関係。
ふだんは多少、希薄であってもいいんじゃないかなあ、お互い忙しいわけだし。
たぶん、自分にとって大事な人とは、しょっちゅう会わなくても
友だちでいられるような気がします。
嫌な人とは距離を置けばいい・・・。
なにごとも、心のおもむくままに・・・と私は思っています。
ひとりんさん
私の友人も「ママ友」とのつきあいで、ノイローゼになりかけたと言っていました。
ひとつの共通項だけで一緒にいなくてはいけないという意味では、仕事も同じ。
割り切ってつきあうしかないという関係もありますねえ。
なでしこさん
おお〜、他の本にそんな引用がされていたのですか。
ありがたいことです。
知らせてくれて、ありがとうございます。
ライオンさん
人と人との関係は、おしなべて「自然」であるべき(プライベートでは)だと
私は思っています。
なでしこさんが言うように、仕事ではやむを得ないこともありますが。
私は他人に何か言われたとき、
その言葉を反芻しないようにしています。
結局、人に傷つけられる割合は少なくて、
そこから言葉を反芻して、さらに想像を広げることで傷つくほうが大きいから。
「あの人があんなことを言ったのは、私のことを信用してないんだな」とか
「あの人は私をバカにしているから、あんな言葉が出てくるんだわ」とか・・・。
それが真実かどうかは、わかりようがないのに、
ひとつの他人の言葉から、さまざまな想像を広げ、
それが結果として、自分を傷つけていく。
そんな気がしてならないのです。
事実は、その人が言った「言葉」だけ。
その言葉に込められた思いなんて、もしかしたらないのかもしれない。
あるのかもしれない。
でも、それを想像するのはやめたほうがいいのです。
ものごとって、「それ以上でもそれ以下でもない」という見方が
必要なのかもしれないと、最近、思うようになりました。
事実はこうだけど、真実はわからない・・・。
そういう位置づけって、案外、大事なのかもしれません。
ライオンさん
うふ、そう思っていても、実際には達観などできないものなんですけど・・・。
人間関係なんて、考えれば考えるほどストレスがたまるだけですもん。
自分の中でストーリーを作ってしまうと、もっといらいらしてきますから、
ぶったぎるように考えるのをやめることも必要なんでしょうね〜。
新箱です
亀山早苗 2009年09月18日(金)00:34暑さ寒さも彼岸まで・・・だけど、
今年は、なあんとなくいつの間にか夏をやり過ごしてしまったような、
ちょいと忘れ物をしたような気分です。
朝晩は寒いくらい涼しいですね。
通常の風邪も、インフルも、どうぞお気をつけて。
私もどことなく疲れてるなあーという感じです。
真夏を乗り切った感じがないだけに、
ぼんやりとくたびれている・・・。
春夏秋冬はきちんとあったほうがいいですね。
わーい、お仕事組がいましたね。うれしい・・・。
私は現在、仕事に忙殺されております。
まったく外に出ることもなく、ひとり髪振り乱して
鶴の恩返し状態・・・。亀の恩返しか。
なんとかお墓参りくらいはしたいものですが、
どうなることやら・・・。
休日組のみなさんは、楽しんでくださいね〜。
世間がどうなっているのかよくわからないのだけれど。
こんな時期に(企業は決算期だったりするのでしょう?)
こんな長い休みがあって、なんかいいことあるのかしらん、と
すねたくなりますわ。
HANAさん
なんとかがんばってお墓参り、行ってきました。
たまには行かないとねえ。おばあちゃんが夢に出てきてしまったし・・・。
仏花ではなく、トルコききょうやかすみ草などきれいなお花を供えてきました。
どうも仏花って陰気くさくて・・・。
祖母は華やかな花が好きだったから。
倫子さん
幸せなときは、幸せにどっぷり浸って酔っていたほうがいいと
私は思っています。
そのあとは野となれ山となれ・・・。
思い煩っても、どうにもならないことなら、
苦しむだけ自分がかわいそうですもん。
私は占いって見てもらったことがないんです。
テレビでやっている星占いくらいは見るし、
神社仏閣でおもしろがっておみくじを買ったりはするけど、
お金を払うのばかばかしい・・・と思うタイプ。
そのお金でおいしいものでも食べたほうがいいんじゃないかしらん。
占いはしょせん占い・・・。
人生、ちょっとでもそんなものに頼りたくない・・・と私は思っています。
いや、もちろんこれは占いに関わる方たちを冒涜しているわけじゃありません。
占い師さんも商売でしょうし、見てもらうのが好きな人もいる。
需要と供給が一致しているなら、それはそれでいいのですが。
あくまでも個人的感想です。
連投失礼。
HANAさん
実は「救う男たちU」が出るのです。
年内に出したいと思っていて、追加取材やら原稿書きやらに追われていました。
年内には、もう1冊、書き下ろしの小説が出る予定です。
「愛より甘く、せつなく」ほど過激ではない(私は過激だとは思っていないのですが、
周りの評価によると・・・なので)と思います。
性の場面って、それだけ取り上げても特に意味がないものなんですよね。
そういう場で、「何が行き交うか」が大事なのです。
会話の代わり、もしくは会話より重要な、本能で感じ取るもの、何か根源的なものとして
性の場面を書いているというだけのことなのです。
だから「過激」と言われても、私にはぴんとこなくて・・・。
ま、そのあたりは私が非力ゆえ・・・ということなんだと思っております。
なでしこさん
ああ、栗の渋皮煮の季節なのですねえ。
8キロとはすごい!
皮をむくだけで大変でしょう。
倫子さん
私は自分の「才能」で人生を切り開いてなんていないんですよ・・・。
挫折だらけですし、コンプレックスだらけだし、別に成功もしてないし。
ものを書く人間の8割以上が、サラリーマンの平均年収よりずっと低い収入です。
しかも、フリーというのはすべての経費が自分持ちなので、
サラリーマンの倍の年収がないと、同じようには暮らせないと言われています。
つまり・・・ものを書いている人で、名前も知られて優雅に暮らせるのは
ほんのひとりにぎりの有名作家だけ。
あとの少しが、「普通の暮らし」で、
ほとんどは月末になると家賃が払えるかどうか不安に陥る、という状態です。
月末に同業の友人と会うと、お互いに暗い顔してる私たち・・・。
「考えてもしょうがないよねえ」と言いながら。
そんなもんなので、とても「才能で人生を切り開いた」なんて言えまっしぇん。
私が占いをしないのは、「自分が望む回答」をしてくれなかったら、
また次の占い師のところに行ってしまうとわかっているから。
つまり、「自分の望む回答」が、答えなのだから行く必要はないということなのです。
それだけのことです。
お金払ってまで見てもらいたいと思ってないだけで、
別に占いを嫌っているわけじゃないので、
占い好きの方は、ここでいろいろ話してくれてかまいませんよ〜。
手相はけっこう好きです。
ときどき、自分の手相が大きく変わっていることに気づいて
へえええなんて思っています。
私はねえ、ずっとブラームスとクララの仲を疑っていたのです。
なんだかんだ言いながらも、実は・・・と。
倫子さん、その映画でシューマンの心理はどう描かれていました?
ブラームスの音楽大好きな私としては、ちょいと気になっている映画です。
おいしい中華かあ・・・。いいな。食欲の秋。
(すべての季節で、食べ物がおいしいと言っている私ですが)
倫子さん
ありがとうございます。
そう、ブラームスとクララが現実的に恋に落ちた証拠はまったくなくて、
「俗説」なんですよね。
でもおそらく、そこにあるのは尊敬と崇拝だったのでしょう。
シューマンの不幸は、ブラームスのほうが音楽的に優れていた・・・ということなのかなあ。
私はシューマンも好きなのですが、
世間的にはブラームスの評価のほうが高かったのかもしれません。
彼としてはつらかったでしょうねえ。
暗い色調のシューマンの曲を聴いたりすると、そう思います。