新箱です
亀山早苗 2009年06月07日(日)01:46ごんさん
いろいろ英断されたのですね。
そのときそのときで、最優先順位をきちんとつけ、
それでも芯の通った行動をされているのがわかります。
結婚するということは、相手の人生に巻き込まれる、巻き込むことでもあるのですよね。
それを最終的には楽しめてしまう柔軟性が必要なのかもしれません。
そうそう、若い女性に人気なんですって。
阿修羅を好きな子たちを「アシュラー」と言うのです。
なんたって、天下の美少年ですから・・・。
なんでも人気が出るってのは、悪いことじゃないかもしれないけど、
本来の意味や由来を知らずに、
キャーキャー言うのもおかしなことだと思います。
諸説ありますが、一般的には戦闘神、なんたって「修羅場」の阿修羅ですからねえ。
もちろん、知っていて、そんな強い男こそセクシーだわと思ってるのかもしれないけど・・・。
愛読者の一人さま
へええ、意外なランキングですねえ。
個人的には、まったく納得できない!!!(思わず熱くなってすみません)
ちなみに4位は、「天災」でしょうね。
もうひとつ、このアンケート、あんまり意味がないなあと思うのは
落語の場合、芝居よりずっと「誰がやるか」が大きいからです。
ま、そこを差し引いて考えても、
いわゆる大ネタの人情噺があまり入ってないのも解せません。
って、愛読者の一人さんに文句言ってるわけじゃないんですよ。
私、このアンケート結果、知りませんでしたから
教えてくださって、ありがとうございました〜。
なでしこさん
「夫に「何故結婚したの?」と質問したら
「ずーと、一緒に居たいと思った」からだろうと言われ」
こんな大きな幸せが他にあるのでしょうか???
長い間、再独身の私には、ひたすら羨ましい限りです。
いいなあ、そういう人と人生を歩いていけるなんて。
RIOさん ライオンさん
私の取材の基本は、「その人のあるがままを受け入れる」ことです。
職業病なのか、基本的な人間関係もそうなっています。
相手を変えようとは思わない、自分が見方を変える・・・。
共感はできなくても、理解はできるはずだから。
ゲシュタルト心理学、にわかですが、学派としては新しいんですね。
私はフロイトで止まっている人間なので・・・。
なんだか奈良に行きたくなってしまいました。
昔、仕事で奈良に行ったとき、
公園で鹿にレイプされそうになったことがある私・・・。
あれは怖かった・・・。
7月から、婦人公論でまた連載をさせていただくことになりました。
たぶん、「今の私の心情」がたっぷりつまった、暗めの連載になります。
新箱です
亀山早苗 2009年06月04日(木)00:24white gateさん
今、ちょうど山椒の実が出てますから、
ちりめん山椒、作り時ですよ〜。
ルポの中で、必ず褒めてる・・・確かにそうかも。
褒めてるというよりは、
私はやはり、その人にはその人の言い分があると思うし、
実際、膝つき合わせて話してみると、100パーセント悪い人なんて
いないと思うのですよ。
私が会う人は、みんな一度は相手を信じ、自分の気持ちを信じて
結婚したり恋愛したりした人ばかりなわけだし・・・。
それがどういう流れか、うまくいかなくなってしまっただけ。
だから共感できるところは、必ずあるわけです。
いろんな意味で、性格的にバランスを欠いていたり、
一方的な物言いをする人もいるけど、
それも、ある意味では「その人間の魅力の一端」だったりするわけで。
完璧な人なんて、いるわけないけど、もしいてもつまらないもの・・・。
HANAさん
「阿修羅」残念でしたねえ。
私もあの阿修羅像、大好きなんですが、今回は見送ります。
日光月光菩薩を見に行ったとき、思ったんですよ。
「やはり野に置けレンゲ草」と。
菩薩さんたちは、どことなく居心地悪そうでしたから。
阿修羅も、たぶん、興福寺に帰りたがっているんじゃないかしらん。
『IN』、先は語りませんが、
「恋愛の抹殺」というのもすごい言葉ですよね。
憎しみは恋愛を維持していく要素のひとつなのかもしれません。
そして、憎しみでは「抹殺」することはできない・・・。
kanaさん
「結婚って何?」「男女って何?」
これは永遠のテーマですよねえ。
絶対、一生、惚れ込んで暮らせると思って結婚しても、
自分も相手も変わるし、結婚はあくまでも日常生活。
恋愛とは、ある意味で対極にある関係かもしれません・・・。
ライオンさん
私も中宮寺の弥勒菩薩半跏思惟像、大好きです。
前に行ったとき、何時間も座って眺めてしまいました。
飛鳥時代の仏像が好き。なんとなく穏やかな顔が多くて。
そういえば秋篠寺の技芸天も好きです。
飛鳥時代じゃないけど・・・。
あー、なんだか久々に仏像巡りでもしたくなってきちゃいました。
新箱です
亀山早苗 2009年06月01日(月)00:19今年も上半期最後の月となりました。
ロールケーキ、今も大人気なんですね〜。
私はめったに食べないけど・・・。
どっちかっつーと、バームクーヘンのほうが好きです。
(比較対象になるものか!?)
いや、つまり・・・柔らか系より、多少、噛みごたえのあるもののほうが・・・。
バームクーヘンも、しっとりしたのよりぼそぼそっとした
昔風が好き。
そういえば、銀座松坂屋1階のバームクーヘン屋さんもいつも混んでます。
堂島ロール、聞いたことはありますが、
もちろん食べたこともなく・・・。
ロールケーキのおいしさってのがイマイチわからないのですが、
他店とは、何がどう違うんでしょうね。
食感? 味? 価格は? いろいろ気になります。
どっちにしても、並んで買う、並んで食べるということは
私はいっさいしないタイプ。
何につけても、並ぶ人と並ばない人って、
人間のタイプが違うんだろうなあと思ったりします。
はっはっは。
私も甘いものは大好きですが、
自分で並んでは買わないなあ・・・。
なおこさんの彼、すごくかわいい人ですね。
そういう人なら惚れちゃうな・・・。
HANAさん
うん、私、「いい妻」であろうとしてましたよ。
決して「いい嫁」ではなかったけど。
惚れた男にはとことん尽くしたいタイプなんだと思う。
尽くさせてくれるのが、オトコの私に対する愛情なんだと信じたいタイプだし・・・。
しかしながら・・・あれが続いていたら、
私は決して「本」なんて書いてなかったでしょうねえ。
人の気持ちの微妙な綾とか、意識下、つまり自覚してない意識のことなんて
考えてみもしなかったかもしれない・・・。
桐野夏生さんの『IN』(集英社)を一気に読んで、
打ちのめされたような気持ちになっています。
ストーリーもさることながら、私が惹きつけられたのは、
この小説に終始貫かれている「執念」のようなものです。
それと「意識」について。
無意識と、意識下とはたぶん、違うんでしょうし、
自覚してない意識が、いろいろなことを引き寄せていくということが
私には非常に納得できるだけに、怖いような気持ちになりました。
うっかりしてました。
料理データ、更新しておきましたので、6月もよろしくお願いします!
かわせみさん、おいしそうなもの、ありがとうございます。
早速、やってみようかな・・・。
みきさん
島田屋製菓のバームクーヘン、知ってます。
私のバームクーヘン好きを知って、
友だちが送ってくれたことがあるんです。
素朴で、ちょっとぼそぼそっとした食感がおいしかった〜。
そうそう、私はああいうのが好きなのでした。
昔、ドイツで知り合った日本人女性がいて、
彼女が日本に里帰りするとき、わざわざ買ってきてくれたことがあります。
おじさんがひとりで作っているバームクーヘンで、
それはそれはおいしかった。
「これぞバームクーヘン」という素朴な味わい。
鶏インフルが話題になったときは、商売続けていけるかどうか・・・と
大変だったようですが・・・。卵いっぱい使うから。
添加物が入ってないので、朝、彼女は飛行機に乗る前に買って、
そのまま実家に戻る前に渡してくれました。
彼女の友情たっぷり・・・がよけいにおいしさを増しました。
凝ったお菓子より、素朴なもののほうが
どうやら私は好きなようです・・・。
ライオンさんは、派遣にして芸術家・・・ですよね。
かっこいい・・・と私も思っています。
若菜さん
もっちろん覚えていますから、そんな遠慮なさらないでいいんですよ。
一度来たら、もう「常連」ですから、ここは。
出るも入るも自由です。
タイミングなんて考えなくていいから。
好き勝手にしてくれればいいんです。
デメルのザッハトルテ!!!
ウィーン大好きな私には、とっても懐かしい。
とはいえ、今は日本でも簡単に手に入りますが。
デメルとザッハーの、「うちが本家」争いは有名ですよね。
デメルの生クッキーはご存じですか?
これまたすっごくおいしいんですよ〜。
私も自分のためには、まず買いませんが。
若菜さん 仕事がんばってくださいね。
ライオンさん
デメルのザッハートルテ、多少は洋酒が入っているかもしれません。
とにかく、とーっても甘いです。
日本のように、甘さ控えめなんて観念はたぶんないと思います。
生クッキーも日本で買えますが、
今の季節は売ってないかも・・・。
それから、スパイスクッキーというのがあるのですが、
これはほとんど甘みがなく、さまざまなスパイスの味がする、
薄い生地のクッキーです。
ここのシュニッテンも、とってもおいしいです〜。
あの黒い包装紙もまた、こじゃれていて好きなんです。