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消さずに残しておきます

数日前の、我ながらわけわからない日記「感情の発露」について、
「よかった」とメールくれた学生時代の悪友Sちゃん、本当にありがとう!
それこそ気持ちのおもむくままに書いてしまったので
消そうかと思っていたのですが、とりあえずこのままにしておきます。
ブログと違って、日記にはコメントをつけられないのですが、
みなさん、掲示板のほうに感想、いちゃもん等、くださってもかまいません・・・。

掲示板でも話題になったけど、人間がコミュニケーションをとるとき
言葉が果たす役割は、たった7パーセント。
あとは表情、語調など、「言葉」以外のもので占められる。
私自身が最近、感じるのは、言葉に対する脳内伝達のありよう。
これって人によってかなり異なるのではないだろうか。
たとえば同じ言葉を聞いたとき、どう受け止めるかは、
その人の経験則や日頃の考え方でずいぶん違うはず。
ある言葉で、そこから情報を100浮かべる人もいれば、
言葉通り、しかも相手の意図通りに1つだけ浮かべる人もいる。
さらに複数、情報が脳内で取り出されたとき、どの情報をいちばん的確なものとして
選び取るかも、人によって違うと思う。
ネガティブな人は、100の情報のうち最悪のものを選択するだろうし、
ポジティブな人は、最高のものを選択して、脳内処理をするはずだ。

以前、マイケル・ジョーダンが好きでよくアメリカNBAを観ていた。
第4クォーター、残りあと10秒。しかも3点差で負けているとする。
通常のゴールは2点なので、ワンゴールでは引き分けにも持ち込めない。
ある選手は、すでに諦めたような表情をふともらす。
だが、ジョーダンはそういうとき、いつも戦闘的な笑みを浮かべていた。
「絶対に、ひっくり返せる」と彼は信じている。
彼にとっては、残り10秒は、「10秒もあるじゃないか」ということになる。
だが、諦め顔の選手にとっては、「10秒じゃ何もできない、負けだ」と
決めつけているわけだ。
同じ10秒に対する考え方が、天と地ほど違う。
そして、ジョーダンは必ずひっくり返す。そこが彼のカリスマ性だった。

言葉についても、似たようなことが言えるのかもしれない。
常に最もいい情報を選択し、脳内に伝達して、実行していく。
対人関係も仕事も、そうやって進んでいったほうが、きっとうまくいく。
イメージトレーニングというのは案外、大事なものだと思う。
自己暗示というか・・・。
そういえば人生前向きに、常に常に前へ前へ、というのは
ジョーダンのバスケから学んだ大事なことだった。