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わかっちゃいるけど・・・

仕事に追われている・・・ことはわかってはいるんだけど、
今日行かないと、と思って、上野鈴本演芸場へ行ってしまった。
ゴールデンウィーク最終日だから、と甘く見ていたら、
寄席はかなり混んでいた。
お目当ての小三治さんが聞けて大満足。今日のだしものは「粗忽長屋」。
故・小さんが得意にしていたものだが、小三治さんのもおかしかった。
彼は中入り前の出で、なんとその後、浅草との掛け持ち。

どんなに仕事が詰まっていても、結局、行きたいところには行ってしまう。
これがいいことかどうかわからないけど、
最終的には「帳尻合わせりゃいいんでしょ」という気分がどこかにある。
誰かに対して、ではなく、自分に対して。
落語を聞きに行ってしまったら、その分、寝ないで働きゃいい。
それだけのこと。
我ながら、どうしてそういう考え方をしてしまうのか、
年相応の分別がイマイチないのが情けないような・・・。