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討ち入りの日かあ

もう14日になってしまった。
赤穂浪士討ち入りの日、だ。

私は決して思想的には、右寄りでも左寄りでもないのだが、
人としての「志」や「心意気」「矜恃」をもった人を尊敬する。
現代には、あまりにそういうものが少なくなってしまったから。

先週は、「歌わせたい男たち」「母・肝っ玉とその子供たち」と
芝居2連発。
前者は「君が代」をめぐる教職員たちの物語で永井愛さんの芝居、
後者は戦争を生き抜いた肝っ玉母を描いたブレヒトの名作。
いずれも思想、戦争などを考えさせられた。
私は個人的には君が代は歌わない。
たまに祝祭的意味合いのあるオペラなどで、
事前に君が代を演奏、観客を立たせることなどがあるが、
私は立たないし歌わない。
そのあたりにはまだ抵抗を残している世代なのかもしれない。