加藤和彦さんが亡くなった。
「オラは死んじまっただ〜」という歌は本当に懐かしい。あの声をまねして歌うのが、子どもたちの間で流行ったっけ・・・。
切ない思いをしていたとき「悲しくて悲しくて〜とてもや〜り〜きれない」という歌を聞き、まさに今の私だわと思ったこともある。
早く世に出すぎた天才は、早く息切れするのかもしれない。それが宿命なのかも・・・。
仕事でよく行った六本木に、彼の自宅があった。独特の風情ある家だなあとよく思っていた。
私は自殺を否定も肯定もしない。しかも自死について、他人は何も言うことさえできない。その人が選んだ道を静かに見送るしかないと思っている。合掌。
お世話になった方が亡くなっていたのを今日知った。
あんまりびっくりして、言葉が出ない。ついこの間まで話していたのだから・・・。
お線香を上げさせてもらい、写真を見たら涙が出てきた。
こんなことならもっと話せばよかった、とふと思う。今夜は彼女のことばかり考えてしまう。