カキがノロウイルスの感染源とされ、売れないのだという。加熱すれば大丈夫なのに・・・。私はこの時期、けっこうせっせと食べている。
政府税調の本間さんが辞任。「女性問題で辞任」と報じているニュースがあって驚いた。
女性問題というわけではなく、官舎に女性と住んでいたことが問題だったはず。それも、そもそも「官舎なんていらない」と言っていた立場の人だから。
赤坂の国会議員宿舎が問題になっているが、つまりは金をかけるところを間違えているということだと思う。災害等のときにすぐに駆けつけられるように都心に宿舎は必要だと言うけれど、災害時に国会議員がどのくらい役に立つのか。
とりあえず、災害担当者だけでいいはず。だったら、民間マンションを借り上げておいたほうが安いのではないだろうか。
むしろ、警察、自衛隊、消防などの指揮、および救助担当者が都心に住んだほうがずっと役に立つはず。
何を優先させるべきなのか、どこに予算を使うべきなのか。それが一般人と感覚が違うところが問題だと思うのだけど。
青島幸男に岸田今日子。
うーん、どちらも時代的に身近な存在だった。
「青島だー」に意地悪ばあさん。
議員になったときは驚いたけど、市川房枝さんに共鳴しているのを見て応援したくなった。
多才な人だったのだなあと思う。
岸田今日子さん。好きな女優だった。
舞台でスリップ1枚になったのを観たことがあって、もういい年だったのに、そのスタイルのよさと演技力に唸らされた。
どちらも「昭和」を感じさせる人だ。
数日前に、個人的に、ひとつの「時代の終わり」を感じていたけれど、またそれを再燃させられた感じ。
年の瀬だし、来年に向けて、新しい一歩を踏み出さなくてはいけないんだろう。実態として何かが変わるわけではないが、気持ちは新たにしなければ。人間、いつどうなるか、いつまで生きられるかわからないのだから。
仕事がたくさんあると、いつもエネルギーいっぱいなはずなんだけど、どうも今回は様子が違う。
いろんなことがありすぎて、とはいっても大問題というわけもないのだが、うまく心の整理がつかないようだ。
多くのことは時間が片づけてくれる。
それでも長いこと生きていると、何か納得のいかないことが澱のようにたまっていくのかもしれない。
すっきりさっぱり生きていけるなんてことはあり得ないとわかってもいるのだけれど。
自分の中で、ふと、「あるひとつの時代が終わった」という感覚が生まれた。そんなふうに思ったのは初めて。もちろん、そう思わざるを得ないきっかけがあったのだけれど。
何かの終わりは何かの始まりなんだろうか、とも思ったけど、私にとっては「単なる終わり」だった。それを認識するのは、ちょっとつらいことだけれど。若くないことを実感するしかないわけだし。
過去を振り返りながら生きていくのは嫌だなといつも思っているのだが、先を見るのもしんどいことがあるのだなあと思う。
最後の1カ月だの師走だのという声を聞いたとたん、
もはや半月が過ぎようとしている。
早いな〜。
映画『ワールドトレードセンター』を観た。
うーん、ちょっと欲求不満。
実話だというけれど、実話に忠実すぎたのかもしれないなあという気もしないではない。
「あの日」の重みがなぜか伝わってこなかった。
『氷の微笑2』もなぜか観てしまった。
これはノーコメント。
シャロン・ストーンは好きなんだけど。
石田衣良さんの『美丘』(角川書店)を読む。
大学生のカップル、女の子は難病、それを最後まで愛する男の子。設定としては苦手なのに、ツボにはまった。号泣。
「好きな人のために、何ができるのか」
「自分および愛する人の命に限りがあるとわかったとき、、人は何を考えるのか」
この2点がテーマとして、胸に迫ってきたからだと思う。
誰かの人生にきちんと関わること、一緒に生きていくことが自分の生活から抜け落ちているからだろう。
私が余命いくばくもないとわかったとき、
そのことを打ち明けられる人はいるのだろうかと
ふと考えてしまった。