2008年7月

朝青龍のいない場所なんて・・・

誰がなんと言っても、私は朝青龍のファンだ。
いろいろあっても、彼のいる場所はおもしろい。
相撲は神事だというけれど、そういうことにこだわるのなら、外国人を入れなければよかった。入れたのなら、それなりの教育もするべきだったし、彼らのアイデンティティも大事にするべきだろう。

私は、外国人力士が優勝したときには、その国の国歌も流せばいい、とずっと思っている。帰化した人は別としても・・・。

知らない国で、何かを成すというのは大変なことだ。少なくとも、彼らは相撲人気に貢献してきた。そういうところだけ彼らにおんぶに抱っこしてきて、何かあったら責め立てるというのは、とても残酷なことだと思う。

朝青龍に全盛期の勢いは戻ってこないのだろうか。なんとかがんばってほしいのだけれど。

野茂引退

野茂投手が引退を表明した。野茂が大リーグに行かなかったら、今のようにいろいろな選手が行けるようにはならなかっただろう。そういう意味でもパイオニアだ。
なにごとも多くは語らず、野武士のような選手だけれど、笑顔を見ると、人のよさがわかる。日本のような息苦しい国が合わなかったのかもしれない。

去年だったか、テレビで野茂投手がドミニカにいると知ってびっくりした。どこであってもいい、野球をやりたいということなんだろうなと思った。そして再度、大リーグに甦ったのだから、その根性たるや、本当にすごい。

東京国際ブックフェア

10日はビッグサイトでおこなわれているブックフェア初日。午後から読売グループのブースで、『婦人公論』の編集長とトークショーをおこなった。
一般公開は、この土日。

真っ昼間から不倫だの既婚者の恋だの「セックス」なんて言葉をマイクを通して流しているのは、果たしていいのやら悪いのやら・・・。
ただ、だんだん人が集まってきてくれたのはうれしかった。
終了後は本を買ってくださる方がいらして、ミニサイン会状態に・・・。
恥ずかしかったが、いろいろな方とお話できて、これもまた楽しかった。

今回は業界関係者が多かったのだが、もっと読んでくださる方との距離を縮めたい。顔を見て話したいという気持ちも大きい。
何かいい方法を考えていきたい。

仲浦さん

Nakauraさんの本名は、仲浦好一さん。子どもがいるようだ、家ではゴミ出しもしているらしい。

毎週のオンエアで、少しずつ仲浦さんのことがわかっていく・・・だから何なんだ、という気もするが、やはりファッションへのあの情熱、「女性は男と違って、おしゃれの幅が広いはず。だからもっともっときれいになってほしい」という気持ちが、画面から伝わってくるのが興味深い。

昨夜も仲浦さんは、視聴者に健康を気遣われてうるうる・・・。「毎週、泣かされるんだもん」とつぶやいていた。

テレビというのは、その人の人柄が透けてみえる。一瞬の表情も逃さないことがある。仲浦さんがずるいことをするようには見えない。視聴者はそれをわかっている。
だからこそ、政治家のみなさん、実業家のみなさんは自分を磨いたほうがいい。ずるそうな顔、みんな実は見抜いているはずだから。