No.111の記事

ようやくビデオデッキが・・・

ビデオとDVD一体のデッキをもっているのだが、
かなり前に壊れたまま・・・
先週、メーカーに修理を依頼したら、お盆休みということで、
ようやく今日、来てもらえて直してもらった。

銀行行ったり郵便局から荷物を出したり、
私も今日は野暮用をいろいろこなして、
なんとかまともな日常生活を送れるようになった。
調子に乗って、夕方からはウォーキング&ジョギング。
去年の夏から秋にかけて、けっこう凝っていたのだが、
去年は台風が多くて、いつしかやめてしまっていた。
久々に早足で1時間半ほど歩いた。
途中、これまた調子に乗って走ってみたら、
最初はよかったんだけど、途中で目まいが・・・。
なんでも急にやってはいけない、ということだろう。
それでもがんばってみようかな、と思ったら、
腰に張りが感じられたのであわててやめる。
持病の椎間板ヘルニアが出てしまったらえらいことになる。

もうずいぶん前の話だけど、ある日突然、立ち上がれなくなった。
ちょうど取材が終わって、相手を送り出そうと立ち上がろうとしたときだ。
壁にすがるようにしてなんとか立ち上がったけど、
そのままタクシーで家に帰った。
何が起こったのかよくわからない。
とにかく腰から下が痛くて歩けない。
駅まで5分の道のりが、冷や汗だらだらで30分もかかる。
それでも取材が毎日入っていて、病院に行く時間がとれなかった。
杖を買って、杖にすがるようにして取材に行った。
ようやく病院に行ったのは10日後。
MRIをとるまでもなく、レントゲンで見て、
「なんと立派な椎間板ヘルニア」と医者が喜んだ。
絶対安静、緊急入院3週間、と宣告されたが、
「休んだらご飯が食べられない」と泣きついて入院は阻止。
その後、MRIをとったり、念のため他の病院で診てもらったりしたが
見立ては同じ。いっそ手術を、とまで言われた。
それでもたったひとりで日常生活と仕事を乗り切った。
1回も取材に穴はあけなかった。
今になると、あの痛みを乗り越えられたんだから、
ある程度のことは、ひとりでなんとかなるだろう、という気がしている。

だが、年とともにやはり腹筋背筋が衰えていくせいだろう、
無理をすると腰のあたりが怪しくなる。
いたわりすぎるのも悔しいし、
やはりここは鍛え直すしかない、と決意したところ。
人間の身体というのは、使わないとどんどん衰えていくそうな。
多少の無理はしても、今鍛え直さないといけないなと思う。
これからどんどん衰えていくばかりだもの。
「あるがまま」ではいられない。
どこまで年齢に逆らえるか、どこまで受け入れるか。
以前、テレビに十朱幸代さんが出ていて、
司会者がその若々しさに驚き、「いろいろやっていらっしゃるんでしょう」と
尋ねたら、「多少の努力はしてますよ。そうでなきゃ
保てないのよー」とにっこり答えた。
かっこいいな、と思った。
「何もしてません」というのも白々しいし、
かといってがんばりすぎてます、というのも嫌らしい。
彼女はさりげなく、「年齢に抵抗する自分」を正直に見せていたので
とても好感がもてた。
私もがんばろっと。