No.123の記事

今日もせっせと

夕方から夜にかけてせっせとウォーキング。
3日連続。今日はものすごくストイックに、脇目もふらずに
大股早足でせっせと歩いた。いつもよりずっと速く。
「無心」の境地に達することができたらおもしろいなあと思ったのだが、
やはりなかなか、煩悩は消せないようだ。

夜になってひどい頭痛。
私は滅多にどこかが痛むことがないので、
これは珍しい現象。
あ、でもときどき、お腹がすくと頭痛がすることがある。
これはおそらく、糖分が脳にいっていないからだろう。
友人で、お腹がすくと、急に無口になる女性がいる。
わかりやすくておもしろいのだが、不機嫌になるのは困る。

私はあまりテンションの高い人間ではない。
だから見るからにエネルギッシュで、いつでもいつでもハイテンションの
人って、ちょっと疲れる。
ただ、いつもご機嫌でいることは大事なことだと思う。
人間の生活には、いろいろなことがあるから、いつもご機嫌ってのは
むずかしいと思うけど、それでも、せめて不機嫌にならないことは
とっても重要。

タクシーなどに乗ると、今でもいる。
行き先告げても返事さえしない運転手さん。
なぜこんなにこっちが不愉快な思いをしなければいけないのか、と
考えさせられてしまうほど。
私はけっこう強引なところがあるので、返事が返ってこないときは、
「聞こえましたー? ○○まで行ってくださいっ」と再度言う。
それでも無視するときは、運転席の後ろあたりにある、
近代センター宛のはがきをさりげなく、手にしたりする。
我ながら厭味な女だと思うけど。
そうすると、たいてい態度が豹変する。
そういう意味では、最近、増えている女性ドライバーのほうが
態度はずっといい。明るい女性が多い。

どんな仕事も、ある種、サービス業じゃないかなあ、と時々思う。
ま、まったく人に接しない仕事は別として。
歌舞伎の作者であった、河竹黙阿弥は、いつも三親切、ということを言っていた。
「お客に親切、座元に親切、役者に親切」。
これが彼が、歌舞伎を書くときの鉄則だった。
まさにサービス業。
私もそう思う。
「読者に親切、編集者に親切、取材先に親切」。
これが守れたらなあ・・・希望と願望でしかないのだが。
一番目と三番目はともかく、編集者に親切なライターとは
言えないだろうなあ・・・。