No.444の記事

十年ぶりに

ほぼ十年ぶりに、女友だちと会った。変わらないね、とお互いに言い合う。変わっているのだ、きっと。だけど私の中で彼女たちは、あのころのまま・・・。
聞いてみれば、それぞれにドラマがある。生きているのだから当たり前だ。

いろいろなことを経て、それを血肉にして、人は素敵に年を重ねる。やはり会えてよかった、と思う。

はて、私はどうなんだろうか。何を得て、何を失い、何を力にしてきたのか・・・。
あんまり「こう生きるべき」なんて思わないし、楽しければそれでいいじゃ〜んというところもあるのだけれど、どうもそれだけじゃ薄っぺらい女になりそう。友人たちに触発された夜だった。