No.451の記事

気になること

裁判員制度をにらんだ裁判がおこなわれている。大きなモニターに映し出される肉片やら骨片やらを見て、裁判員が、本当に心身に異常をきたしてしまったらどうするのだろう。メンタルケアはするというが、ケアしきれないほどの傷を負ってしまったら?

こういうことって、受ける側の感受性やら過去のできごとやらに起因することが多いから、同じように同じものを見ても、同じように大丈夫とは限らない。

心の傷が深くなって、働くことさえできなくなったら、国はきちんと今までと同じだけの生活ができるような費用を払ってくれるのだろうか。

憲法にはこんなことが決められている。
〔奴隷的拘束及び苦役の禁止〕
第18条何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

裁判員がこれに当たることはないのだろうか。